ジンガ・トレーニング(サッカービクス®)サッカー上達のための究極トレーニング“サッカービクス”
この本は身体能力が優れていると言われているブラジルのサッカー選手に着目し、日本のサッカー選手との違いを探ることでサッカーがうまくなるためにはどんな身体能力が必要なのか・・・
そしてどんなトレーニングをしたらよいのかを今までにない方法で提案しています。
有酸素能力の向上と体を器用に操る巧みさを追求したトレーニングです。
”ジンガ・トレーニング“はすでに完売しているため、このコーナーで少しずつ内容をご紹介したいと思います。 すでにサッカービクスは海外のクラブチームやJリーガー、サッカークラブ、大学のサッカーチームなどがトレーニングに取り入れています。選手や指導者の皆様にサッカービクスの運動方法に興味を持っていただき、ぜひ実践していただきたいと思います。今までのトレーニングとは全く異なった方法ですが、サッカーの上達のためにはドリブルやフェイントを練習する前に基礎となる身体能力のトレーニングに着目することが重要だと考えます。
ステップワーク③足運びを巧みにする6つのステップ
ステップワーク
ステップワーク プレーのほとんどが複雑なステップで構成されるサッカーやフットサルにおいて、多彩なステップワークを身につけることは優れたプレーヤーとなるための絶対条件です。
そのためには骨盤、股関節、ひざ、足首といった下半身の可動部すべてを巧みに動かす能力が必要です。
リズムに合わせたステップで下半身のしなやかな動きを養い、高度なステップワークも素早く繰り出せる体を作りましょう。
③足運びを巧みにする6つのステップ
それでは骨盤、股関節、ひざ、足首の4ヵ所を自由に、しかも連動させて動かすため、6つの効果的なステップでトレーニングしていきましょう。
まず最初に「足首とひざを柔らかく連動させる」ステップです。
繊細なボールタッチを実現させるためには、足首とひざの柔らかな連動が必要になります。
次に「腰とひざを柔らかく連動させる」ステップです。
しなやかに下半身を動かすには、骨盤の動きとひざの動きを上手に連動させなければなりません。
3つ目に「股関節、ひざ、足首を連動させる」両足のクロスを練習しましょう。
スムーズに足をクロスできれば、素早く効率的に足を運べるようになります。
4つ目のステップは「股関節から下の各部を使ったヒール&トゥの切り替え」です。
足を大きく動かして、股関節から足全体を動かすコツを身につけましょう。
5つ目は片足を大きく動かし「股関節の可動域を拡げる」ステップです。
股関節の動く範囲が拡がれば、球際のプレーで相手より早くボールに触れることが可能になります。
最後に、「軸を中心に両足をスムーズに動かす」180°ターンのステップです。
素早く体を反転させるために、体の軸を中心に両足を巧みに運んでいくことが大事です。
この6つのトレーニングを繰り返し、下半身を器用に動かす能力を鍛えましょう。
書籍・DVDはこちらから